2011年07月21日

千夜一夜(1)。



てなわけで眠れないわけです。

開き直って気を紛らわせる作戦ね。







タイトル『一晩目。』

作・mico65


日曜の夜。

月亭仁鶴氏がほんわかテレビをまーるく朗らかに仕切っている。

ゲストは季節ハズレの稲川淳二。

まだ桜も散りきらない宵に、なぜかミニコントは早くもホラー仕立て。

フライングを突っ込まれながらのコワい話と、ほんわかファミリーのほんわかした微笑ましいリアクション、そして安心感のあるスタッフの誘い笑いで、番組は終始家族向けだ。


まったく穏やかな週末の夜だった。






だったはずなのだが。


ベッドが部屋のほぼ半分を占め、さらに残り半分の上半分が天井から1mほどある造り付けの棚という、歩くスペースの一切無い独房のようなその部屋を、唯一照らしていたのは件のほんわかテレビだけだった。

部屋にある明るいものは、ブラウン管だけだったのである。

ひとり暮らし1日目の夜。

初めての「近くに誰もいない場所」では、暗闇が想像以上に大きく迫ってくる。

稲川淳二の顔を見た時点で、すでに恐怖心は芽生え始めていたことに気づいていれば、もしくはあんな事態は避けられたのかもしれない。



それでもワタシは好奇心が故に、稲川淳二のコワい話を見続けるのをやめなかった。











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posted by mico65 at 18:59| Comment(0) | ■ひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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